1990年バブル崩壊 「仕事で給与決定」

1990年バブル崩壊
「仕事で給与決定

①社長は経営の急激悪化に直面、一発必殺の対応策を、
②現場社員は顧客の変化に敏感、すみやかに対応する。。。。。
③現場はすでに「仕事で給与決定」変革の推進者だったからだ!!

添付20120122自動車経営改革

自動車販社への導入事例

①「仕事で給与を決める」改革・・・ “失われた20年”回避の戦い

・’90初頭のバブル崩壊は、それまで新車販売中心できたデーラー経営を直撃。
・世間は、車は購入するのではなく、修理して乗る方に変わった。
・会社は、車販売激減、収益の柱を失なった。一日も早く、収益の柱を修理に移さねばならなかった。
・誰も手のひらを返したようにそんなことが、今出来ると思わなかった。
・これまで販売中心だったため、修理は、がぎられた、なじみのお顧さまが中心でしかなかった。
・整備利益で新車利益の減をカバーするには、これまで疎遠になっていたお客様に、
・お願いして修理に来てもらうしかなかった。
・何かをする必要があった。多くのお客様に整備に来ていただくために・・・。
・経営者は決断した。営業所の営業本部長による統括から一転、社長自身による統括に改めた。
・営業所長に地域のお客様サービスについてすべての権限を与え、販売だけでなく、
・修理についてもお客様のためになることなら彼ら自身の決断で何でもできるようにした。
・そこで、いち早く、1人の営業所長が立ち上がった。
・ここは、県内規模NO2の大手営業所で顧客数4500軒、全社の20%を占める。
・彼は早速、所内で現場と相談、次のような独自の顧客対策を立て、実行に移した。
・・・・実は、彼らほど、この会社の決断を待っていたものはなかったのだ。
その所長は所員全員に対して以下のように話した。
イ.これから営業所がお対客様サービスの全ての責任を持つと宣言、
ロ.営業所は顧客との関係の改善を通して顧客入庫を増やす。
ハ.①営業所が顧客サービス第一の体制に転換したことをお顧客様に伝える。

②今後、車検、点検の入庫を予約制にし、
③車両販売担当者が直接、顧客一人ひとりから入庫予約を取る。
(→販売マネージャの責任)

ニ.工場は自社顧客のサービスを優先、
・入庫予約制度を運用し、残業やめ、これまでの1.5倍の修理台数 を消化させる。
・そして、お顧客さまお一人おひとりにこれまでとは違った迅速な修理をお約束をする。
(→ 工場長の責任)
ホ.所長は入庫会議(所長主催、工場長、フロント、販売マンージャーによる)を開き、
・セールスグループが受けてくる入庫予約に基づき「週間予約管理表」を作成、
・営業所一体でこの目標の達成に取り組む。これによって、
・全入庫台数を時間内に消化し、残業なしを実現する。
へ.下請け先にも予約入庫に協力してもらえるよう依頼する。
②その結果、整備利益をその翌月から、前年比15%アップ

驚くべき成果をこの所長はあげ、その後18月間もそれは続いた。他の営業所にもこれは広がった・・・言うまでもない。
この会社は、 バブル崩壊から始まった”失われた20年”陥りの危機を社員たちの工夫で乗りきることになる。
数年前のリーマンショックの新車3割減でも、利益が出せるまでになっていた。
この顧客、社員、経営者、会社を一体にするパワーは、どこからでくるのであろうか
太陽が生み出すパワーで地球は回っている、我々の住む社会も仕事が生み出すパワーで回っている・・・としか言いようがない。